実感が無い

今日であの日から１年。
なんかかなり昔のような昨日のような不思議な感覚。

地元にも何度も帰ったし、
釜石のばーちゃんのお墓参りにも行った。
瓦礫が残る地元の港も（邪魔にならないように）いったりもした。
あまりにも規模が大きくて、あまりにも想像を超えた被害で映画を見ているようだった。

実家のほうは幸いにも津波の被害が無く地震の被害だけだったので
もう昔と変わりなく復旧しているように見える。
でもクルマで20分も走ると被害の爪痕が刻まれている。
むかし良くドライブした裏道。
田んぼの中をずっと進んで行く道だけど、塩害なのか地盤沈下なのかはわからないけど今年は作付けされていない。
米どころの地元なのに新米の話もあまり聞かない。
放射能なのか津波なのかわからないけど。

学生のときに良く仲間とつるんで夜中に寄ったコンビニも更地のままだろうか。
いまも地元ではサーフィンができない（自主規制）らしい。
ローカルの気持ちを考えると辛い。

いま一度自分に何が出来るのかを考えたい。
自分の両親に電話するだけでも、地元の友達に電話するだけでも心の支援になるかなと思う。

来年も再来年もその後もずっと見つめ直す日にしよう。
自分も、まわりについても。